死亡事故/安藤武久法律事務所(東京都港区、大田区/練馬区、文京区)

死亡事故

交通事故で被害者の方が亡くなった場合、示談交渉や損害賠償手続きはご遺族の手によって進められることになります。具体的には、相続人が加害者側に損害賠償請求を行うことができます。相続人が複数いるケースでは、すべての相続人の合意の上で選ばれた代表者が加害者側と交渉するのが望ましいでしょう。

交通死亡事故の被害者遺族が請求できる損害としては、主に以下の4つがあります。

①死亡による逸失利益
逸失利益とは、被害者が交通事故によって死亡しなければ得られたであろう利益のことを指します。通常は所得収入のことで、年収と就労可能年数を掛け合わせたものとしてイメージできます。

②死亡慰謝料
死亡慰謝料について、裁判所は損害の定額化・定型化の方針を打ち出しており、判例の傾向などをもとにした裁判・弁護士基準に沿って算出されます。

③葬儀関係費用
交通死亡事故の損害賠償請求事件において、被害者遺族は葬儀関係費用を請求することができます。

④弁護士費用
弁護士費用は、死亡事故のご遺族が示談交渉を依頼したり、裁判に持ち込んだりした場合にかかる費用のことです。ただし、裁判へ持ち込んだ場合は、実際にかかる弁護士費用ではなく、判決で認められた全損害の1割程度として認められることが多いです。

安藤武久弁護士事務所は、東京都港区・大田区・練馬区・文京区を中心に、千葉県や埼玉県、神奈川県において交通事故などの法律問題を取り扱っております。お困りの際はお気軽にお問い合わせください。豊富な知識と経験からご相談者様に最適な解決方法をご提案させていただきます。